「こんなことができたら、滋賀はもっと面白くなると思うんです」
そんな話を聞いたとき、その続きを一緒に考えてくれる人がいる。最初のお客さんになってくれる人がいる。「それなら、あの人に会ってみたら」とつないでくれる人がいる。
滋賀で新しい事業が育つためには、こうした関わりが生まれる場所が必要だと、私たちShi-Zebraは考えています。
大津市・堅田のインキュベーション施設「TOKIZA」では、現在、自分のプロジェクトを本気で進める二期生を募集しています。
採択された方は、TOKIZAを無料で利用できます。ただ、私たちがこの募集に感じている可能性は、その場所から、挑戦する人と地域との関係が育っていくことにあります。
その事業が続くことで、地域の誰がうれしくなるだろう。
Shi-Zebraが大切にしたい「ローカルゼブラ」の視点は、地域にとっての価値と、事業として続けられる仕組みを一緒につくっていくことです。
例えば、地元の素材を使った商品が売れることで、生産者の新しい仕事が生まれる。子育て中の困りごとから始めたサービスが、親子の暮らしを支える。地域の技術を必要としている人に届けることで、次の世代がその仕事を選べるようになる。
自分の「やってみたい」が、誰かの「それがあって助かった」につながる。そして、その価値に対して対価が生まれ、つくり手も無理なく続けられる。
そんな事業が滋賀のあちこちに育っていくことを、私たちは期待しています。
応援する側にも、一歩踏み出せることがある。
挑戦を始めたばかりの人にとって、必要なものは時期によって変わります。
アイデアを聞いてほしいときもあれば、試作品を使って感想を伝えてほしいときもある。最初の取引先を探したいときや、価格の決め方に迷うときもあるでしょう。
TOKIZAには、挑戦者に加えて、経営者や専門家、活動を支える企業が関わる仕組みがあります。ここに私たちは、滋賀にある経験やつながりを、次の挑戦へ手渡していく可能性を感じています。
大切なのは、応援を具体的な行動にしていくこと。
「頑張ってね」の先に、「一度使ってみるよ」「うちの現場で試してみよう」「必要としていそうな人を紹介するよ」が生まれる。そうした関係が、事業を前へ進める力になるはずです。
二期生の挑戦から、次の挑戦者が生まれるか。
TOKIZAでは、取り組みの過程も発信されます。
私たちがそこに期待するのは、挑戦を少し身近に感じられることです。何に悩み、誰に相談し、どんな工夫で一歩進んだのか。その過程が見えることで、「自分も相談してみよう」「温めていたアイデアを試してみよう」と思う人が現れるかもしれません。
さらに、支えてもらった人が、いつか次の挑戦者を支える側になる。
一つの事業から、仕事やつながりが生まれ、次の人が挑戦しやすくなる。私たちは、そんな積み重ねまで含めて、地域で事業が育つ意味を考えたいと思っています。
今回の二期生募集も、その未来につながる入口の一つです。
ビジネスのアイデアを形にしたい方。副業から法人化を目指したい方。地域や社会の困りごとに、自分なりの方法で向き合いたい方。
応募を考えるときには、ぜひ想像してみてください。
「自分のプロジェクトが続いた先で、誰の暮らしが、どんなふうに良くなるだろう?」
その答えを、実際に動きながら確かめていく。TOKIZAから、そんな挑戦が生まれることを楽しみにしています。
TOKIZAギルド 二期生募集
エントリー締め切りは、2026年9月24日(木)です。
- 9月25日(金):書類審査結果のご案内
- 9月28日(月):最終審査(現地またはオンライン面談)
- 10月1日(木):採択プロジェクト発表
- 10月2日(金):二期生キックオフ・一期生進捗報告・懇親会
採択後は施設を無料で利用できます。現地での活動や情報発信などの参加条件は、募集ページをご確認ください。